宝石すくいは家族がわくわくする人気イベント

宝石すくいとは

宝石すくいとは、宝石探しや宝探しといった名称でも行われるイベントのことです。宝探しには人をわくわくさせるなにか不思議な力があります。水中などから宝石を見つけ出す宝石すくいも、そのようなわくわく感を手軽に味わうことができます。 よく知られているのは、宝石の原石が採れる地域や場所で、産地のPRと集客のために行われるものです。鉱山の近くでは砂金、古い地層のあるところでは化石を探すなど、いろいろなバリエーションもあります。宝石すくいを行うのは産地だけとは限りません。商店街や雑貨屋のイベントや地域のお祭りなど、場を盛り上げる目玉企画としても行われています。 アクリルやプラスチックでできたおもちゃの宝石を使うところもありますが、子どもだけではなく大人も楽しめるようにと本物の天然石を使った宝石すくいを行うところもたくさんあります。宝石すくいは、産地でなくても手軽に企画でき、みんなが盛り上がるイベントです。実際にこのようなイベントを開催する場合、天然石は専門店やインターネット通販で販売されているので、手軽に用意することができます。また、1センチから3センチほどの大きさの水晶やメノウなど、色とりどりの天然石をまとめてパッケージされたものであれば、手頃な値段でバリエーション豊富に手に入れることが可能です。ただし、購入できる最低重量単価や天然石1つあたりの大きさが販売しているところによって異なります。単発のイベントなのか、継続して行うイベントかでも必要な量などは変わってきますから、確認しておきましょう。

宝石すくいの方法

宝石すくいではどのような石が使われるのかというと、アメシストやメノウ、水晶などの天然石です。産地が行うものにはダイヤモンドやルビー、サファイアなど高価な宝石が含まれていることもあります。通常、大きなものから小さなものまで30種類くらいの天然石を見つけられるようになっているので、リピーターでも毎回違う石を見つけるチャンスがあります。 宝石すくいには、水中の砂や砂利の中から宝石を探すタイプと、乾いた土や砂の中から掘り当てるタイプがあります。水中の砂利から探し当てる場合は、会場の中に細長く浅い水槽や水路が作られ、中には砂や砂利が敷き詰められ、その中に宝石が沈められています。30分程度の制限時間があるところ、時間に制限がない代わりにカップ1杯分までといった具合に採れる量が決まっているところがあります。所定の料金を支払い、貸し出されたスコップやザルを使って砂利をすくいあげ、その中から宝石を見つけます。宝石すくいを行っている場所によっては、水槽がいくつかにわかれているところもあります。白く細かい砂利が敷かれている水槽は宝石が見つけやすくなっています。しかし、見つけやすい分、珍しい宝石に出会うのは簡単ではありません。黒くて大きめの砂利が敷かれた水槽は、白い砂利よりも難しく、高価なものや珍しい宝石も隠されています。慣れないと砂利なのか宝石なのか区別が難しいのですが、一般的には触った感じがザラザラしているものが普通の石で、ツルツルした感触なら宝石です。 ルビーやサファイアなどの高価な宝石は、水中に入れておくことができないので、サイコロなど代わりの目印が入れられていて、後で引き換えてくれます。

集めた宝石の使い方

希少な宝石を求めて大人も子どもも夢中になれる宝石すくいですが、珍しい宝石はそう簡単には見つけられません。そこで、会場によってはお得な回数券を販売しているところもあります。1人で何度もチャレンジしてもいいですし、家族やグループで分けてみんなで楽しむこともできます。 宝石すくいは、しゃがんだり膝をついたりすることも多いので、動きやすい服装で行うことが基本です。さらに、砂や砂利に触れるため、汚れてもよい服や靴で参加するのがよいでしょう。お子さんの場合、夢中になりすぎて服や靴、靴下を濡らしてしまうこともあります。念のためタオルや着替えを持っていくと安心です。 さらに、宝石すくいに夢中になって、自分の指輪やペンダントを知らないうちに砂や砂利の中に落としてしまう人もいます。始めるまえに装飾品は外し、我を忘れず、子どもにも目配りをしながら楽しむゆとりを忘れないように行いましょう。探し当てた宝石は持ち帰ることができます。宝石はそれぞれによって意味や効果があり、珍しいものはなかなか手に入れられないからこそ、宝探しのように手に入れたときの喜びは大きいものです。宝石リストをくれるところもあるので、見つけた宝石の名前や意味、希少価値などを後で調べるのも楽しみの一つです。見つけた宝石でブレスレットなどのオリジナルアクセサリーを作ったり、紙に貼り付けて宝石クラフトを作ったりすることも可能です。作品の展示会を行っているところもあるので、宝石すくいが終わった後でもう一度盛り上がることができます。

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