浄化グッズを使ってパワーストーン本来の力を引き出す

パワーストーンとは

浄化グッズの一つとして、パワーストーンの購入を検討したことがある人もいるでしょう。パワーストーンとは、貴石や半貴石と呼ばれる宝石で、自分の好きな色や願い事に応じて選び、身に着けてお守りにします。ネックレスやブレスレット、ピアスやイヤリングなどのアクセサリーに加工されたものの他、採掘されたまま未加工の原石も売られています。大きな原石はインテリアとしても楽しむことができ、持ち主を守ってくれます。 一番有名なものは水晶ですが、水晶にはあらゆる幸運を呼び、願いを叶える働きがあるとされ、他のものとの調和や統合を促します。浄化作用も有名で、浄化グッズとしても使われます。水晶は日本の国石で古くは水精とも呼ばれ、精霊が宿る石として儀式などに使われていました。水晶を御神体とする神社も存在しています。水晶は昔日本で採掘されていたこともあり、山梨県が有名な産地でした。現在の水晶の主要産地はブラジルですが、マダガスカルやアメリカ、スイスからも採掘されます。特に、地球の最高のパワースポットと呼ばれるヒマラヤで採掘される水晶は、特別な力を持つとされています。 水晶は電圧を加えると一定の周波数で振動する性質があるため、この性質を利用して時計や無線通信、コンピューターなどの部品としても使われています。

パワーストーンの浄化の仕方

パワーストーンはその名の通り力を持つとされていますが、身に付けているうちにその力が弱まってくることがあります。その際に行いたいのが、パワーストーンの浄化です。1カ月から2カ月に1回と定期的にすると良いのですが、手に入れた時や願いが叶った時、力が弱まったと感じた時も浄化する目安となります。浄化グッズには水晶の原石やさざれ、ホワイトセージ、パロサント、ヒーリングミストなどがありますが、流水や天然塩、日光や月光に当てても浄化をすることができます。 水晶の原石には、氷のようなものや柱状のもの、クラスターと呼ばれる小さい柱状の結晶が集まったものなどがあります。使い方は、浄化したいパワーストーンを原石の上に置き、一晩そのままにします。さざれは水晶がよく使われますが、ローズクオーツやアメシストなどいろいろなものがあります。使い方は、平たい小皿などにさざれを入れ、浄化したいパワーストーンをその上に置き、これも一晩そのままにして浄化します。 ホワイトセージは燃やして使い、出る煙にパワーストーンをくぐらせて浄化します。パロサントはさざれと同じように小皿などに入れ、パワーストーンを置いて使います。ヒーリングミストは、スプレー式の容器に入っている液体で、パワーストーンに直接吹きかけて使用します。流水で行うのは水晶系のパワーストーンが向いており、特別な水ではなく水道水で十分です。少しの水で構わないので、数時間流水を当てたままにすれば完了します。天然塩を使う場合は、さざれと同じように小皿などに塩を入れ、その上にパワーストーンを置いたり、4時間から6時間を目安に天然塩に埋めておいたりするのもおすすめです。そのあと、流水で洗い流して水気を拭き取って完了です。さざれや天然塩などの浄化グッズは、専門店やインターネットで手に入れることができます。 日光に当てる場合は、日の出から午前8時か9時頃までに朝日のエネルギーに当てることがおすすめです。月光に当てる場合は、満月とその前後1日の3日間にすると効果的です。月光での浄化は、曇っていても月の見えない窓辺でも行うことができます。

パワーストーンを浄化する前に知っておかなければならないこと

パワーストーンの浄化方法は、すべてのパワーストーンに適しているわけではありません。適さない方法で行うと、ひび割れたり欠けたりするので注意が必要です。そうならないためには、パワーストーンの特性を知っておく必要があります。 水に弱いものは、ターコイズ、パール、ラピスラズリなどです。水に弱いものは水分を含むヒーリングミストも適しませんので注意しましょう。日光に弱いものはアメシスト、エメラルド、オパールなどです。日光で浄化する場合、透明のものだとレンズのように光を集めてしまい、火事の原因になる場合があるので、短時間で終えるのが良いでしょう。オパール、アメシストフラワー、アンバーなどは塩に弱いパワーストーンです。 水晶の原石やさざれ、ホワイトセージ、パロサント、月光を使った浄化はほとんどのパワーストーンに適しています。中には煙に弱い石もあるので、注意をしなければなりません。特性がわからない場合は、インターネットなどで簡単に調べることができますので、参考にしてみてください。身に着けるものだけでなく、原石やさざれなども浄化する必要があります。 このように、パワーストーンを身に着けたらそのままにしておくのではなく、浄化グッズの使用が求められます。きちんと浄化して、パワーストーンの本来の力を引き出してあげましょう。
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