四神獣について
四神とは、青龍(せいりゅう)・朱雀(すざく)・白虎(びゃっこ)・玄武(げんぶ)から成り、これは周天を4分割した四象に由来するとされています。
四神獣の由来、意味合いについて
四象とは…古代中国において天球を天の赤道帯に沿って東方・北方・西方・南方の四大区画にわけ、そこに4種類の色と動物の名称を配したものをいいます。
四神獣にはそれぞれ司る方位や季節とそれを象徴する色があるといわれています。
青龍 (せいりゅう) _________________________________ 春・東方の守護神 (龍)。 金運を呼び込み商売繁盛をもたらす。 |
白虎 (びゃっこ) _________________________________ 秋・西方の守護神 (虎)。 邪悪な気運を遠ざけ、幸せを呼び込む |
朱雀 (すざく) _________________________________ 夏・南方の守護神 (鳳凰)。 その大きな翼で悪を払、い平安をもたらす。 |
玄武 (げんぶ) _________________________________ 冬・北方の守護神 (亀)。 逆風の盾となり、繁栄と長寿をもたらす。 |
特に中国においては、古くから四神に基づいた万物における世界観や人生観を確立し、それになぞらえて生まれた言葉や考え方は今日の日本でも用いられる事がある。 例えば、人生を四季に例え、若年期を「青春」、壮年期を「朱夏(しゅか)」、熟年期を「白秋」、老年期を「玄冬」と表現する。また、技に熟達した人をさせて玄人(くろうと)と呼ぶのも、ここから来ているといわれる。 ※玄冬に関しては、春に芽吹く土壌作りの時期として幼少期とする説もある。
四神獣の方角について
四神獣をそれぞれが司る方角に置くことによって、悪霊を追い払いさまざまな福徳を授けてくれると伝承されている。 ブレスレットに四神を配することにより【気】が集まり、身に付けるものに大きな幸運をもたらす、と云われています。
青龍…太陽の昇る東方を守ることから、金運を呼び込み商売繁盛をもたらすとされる。 朱雀…大きな翼で、降りかかる災いをはらいのけ、平安をもたらすとされる。 白虎…太陽の沈む西方を守る後門の守護神。睨みを利かせて邪気を遠ざけ、幸せを呼び込むとされる。 玄武…逆風の盾となって守り、繁栄と長寿をもたらす。