水琴鈴とは

水琴鈴とは

水琴鈴は、水琴窟の音をイメージして作られた鈴で、鈴の内部にあるたくさんの溝を玉が転がることで独特のシャランという音色が出ます。水琴鈴の地良い音色には癒しの効果があるといわれています。本記事で詳しく解説いたします。

水琴鈴ってどんなもの?

水琴鈴とは

水琴鈴は、水琴窟の音を再現した鈴です。
水琴窟をイメージして作られたというだけあって、とても神秘的で持っているだけで癒し効果をもたらしてくれます。

ここでは、水琴鈴の由来や構造、ほかの鈴との違いについて説明します。

水琴鈴の由来

名前の由来は、「水琴窟」からきています。水琴窟は日本庭園の装飾のひとつで、水滴が壺の内部に落ちるときに出る音がまるで琴のような音色であることから、「水琴鈴」と名付けられるようになりました。

もともと鈴には浄化や邪気払いの意味があり、神社では昔から神事に用いられています。水琴窟の水滴の音と鈴を組み合わせることで、浄化や邪気払いはもちろんのこと、縁起も担いでくれるのでしょう。

水琴鈴の構造について

水琴鈴が奏でる「シャランシャラン」という独特の音色は、その独特な構造によって生まれます。通常、鈴はひょうたん型の穴が開いているのが特徴で、この穴の形でリンリンと可愛らしい音色を奏でます。
一方、水琴鈴は鈴特有の穴がなく、鈴の内部にはたくさんの溝が掘られています。玉がその溝にあたることでシャランシャランという音色を奏でるのです。

水琴鈴にはさまざまな種類がある

水琴鈴には球体やしずく型、勾玉型など、さまざまな形状があります。基本的な仕組みは同じですが、形状や中の玉の大きさによって、音色は多少異なります。

形状だけでなく、カラーバリエーションやテクスチャも豊富です。光沢のあるものやパステルカラーなど、さまざまな種類の水琴鈴があります。 お守りとして持ち歩くのはもちろんのこと、ワンポイントアクセサリーとして取り入れるのもよいでしょう。

以下では、代表的な水琴鈴の形状をご紹介します。

スタンダードな丸型の水琴鈴

安定や永遠を表す丸型(球体)は、水琴鈴の形状として最もスタンダードな形です。15〜18ミリの小ぶりでシンプルなものは、どんなアイテムにつけても馴染みやすいでしょう。

しずく型の水琴鈴

水滴をかたどったしずく型は、心が落ち着き、感受性を高める効果があるといわれています。豊かさの象徴であるしずく型の水琴鈴から響く美しい音色が、心を穏やかにしてくれるでしょう。

神秘的な勾玉型の水琴鈴

勾玉型は、太陽と三日月が重なり合った様を表す形で、古来より邪気除け・厄災除けのお守りとして装飾品などに用いられてきた形状です。
勾玉型の水琴鈴はその神秘的な形状と癒しの音色で、お守りとして人気があります。

このほか、ハート型や招き猫型など、さまざまな形の水琴鈴があります。
自分に合ったものが見つかるでしょう。

水琴鈴にはスピリチュアルな効果がある?

鈴の音には邪気払いや浄化の意味があることから、神秘的な水琴窟を組み合わせることでスピリチュアルな効果も期待できます。持っているだけで不思議なパワーを感じることもできるでしょう。 一体どんなスピリチュアル効果を得られるのでしょうか?

イライラを解消する

鈴の音色には、脳をリラックスさせる効果があります。イライラを解消し、心がやすらぐのを助けてくれるでしょう。
さらに、水琴鈴は水滴が壺の内部に落ちたときに出る音をイメージして作られています。水の音は睡眠導入やヒーリング音楽として用いられることが多く、癒し効果が期待できます。

むしゃくしゃしたときやストレスを感じたときは、好きな音楽を聴くのもよいですが、水琴鈴を鳴らしてみるのもよいでしょう。

水琴鈴を使ったおまじない

ただ身につけているだけでもスピリチュアルな効果を得られますが、より効果を高めたいなら「おまじない」がおすすめです。

水琴鈴を使ったおまじないはいくつかありますが、おすすめは邪気や邪霊をし、幸運を呼び寄せるという方法です。天然塩を混ぜた水を特殊な方法で加熱し、瓶に移してから水琴鈴を垂らして音色を聞きます。少しやり方が複雑ですが、この方法で水琴鈴の音色を聞くと、まるで体が軽くなったような不思議な気分を体験できます。

ちなみに、瓶の口が広いと悪霊を封じ込めにくくなってしまうので、必ず鈴のサイズと同じくらいのものを選んでください。また、おまじないをしたあとの瓶は川や海などに捨てましょう。

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