天然石を誕生石で選んで購入する
天然石を購入する場合、たくさんの種類があり、どれを選ぶか迷ってしまうといった悩みがあります。願いを込めて手にするのか、それともファッションで選ぶのか選び方もさまざまですが、誕生石や直感、組み合わせ方などいくつか押さえるポイントがあります。
人気の選び方は、誕生石で選ぶ方法です。誕生石は生まれた月ごとに決められ、青葉が豊かな5月の誕生石は緑色の翡翠、6月はジューンブライドにちなんでパールといったように、その月のイメージに当てはめられていることが多いです。それぞれの天然石には意味が込められているので、自分あるいは贈る相手の誕生石を調べてみるのも選び方の一つです。
ファッションで選ぶのであれば、誕生石をあしらったブレスレットやネックレス、リングなどがあります。誕生石のリングだと、常に自分の目線に届く位置に身に着けることができるので、自分のため以外に大切な人のプレゼントやお祝いに買う人もいます。中でも淡水パールと誕生石の組み合わせは上品です。ネックレスやブレスレットで身に着けると、首元や腕周りをさりげなくエレガントにしてくれます。アクセサリーなので肌身離さず身に着けられ、お洒落としても楽しむことも可能です。誕生石は守護石とされている他、その人の生まれた月の石でもあります。旧約聖書の時代からあると伝わる誕生石は、今もなお新生児のお守りや女性の婚約指輪として贈る習慣があり特別な存在です。どれを購入するか迷った時は、誕生石という視点で選べば迷わず購入しやすくなるでしょう。
購入する時は直感で天然石を選ぶ
天然石を選ぶ際、自分で「これが良い」と思ったものを選ぶ方法もあります。直感で良いと感じたものは、身に着けていると前向きな気持ちになれます。自分が身につけたいと思わなかったものを無理に身につけていても、うれしさを感じたりポジティブな気持ちになったりしにくいことがあります。あまり縛られたりせずに、インスピレーションに任せるのも選択法の一つです。直感で購入した場合は、知らず知らずのうちに感情や好みなどが影響して選んだものになるので、特別に感じやすいものです。潜在的に個人の好みが反映している、神秘的な魅力を感じて選んだなど、さまざまな動機が隠れています。そのため天然石の歴史など、知識を前提とせず選べば自然とあなたらしいものが見つかりやすくなります。あなたらしさに溢れる天然石を探している時にはピッタリの選び方です。
天然石は人間関係とも似ています。「気になる」「好感がもてる」と感じるのは、友達や恋人作りと通じるものがあるからかもしれません。お気に入りの天然石が見つかれば、眺めているだけで「元気が出る」「癒やされる」などの気持ちを感じられるでしょう。
石にクラックがあったりする場合もありますが、これも天然石の持っている風合いの部分となってきます。気に入ったものを選んでいけば、自分だけの味わいとなっていくでしょう。天然のものである以上、いろいろな部分がありますが気に入ったものにすれば、これも自分だけの特徴となっていくからです。
それぞれの天然石には特徴があり、歴史や込められた思いなどを調べると楽しく奥が深いですが、購入して興味を持ってから徐々に知識を増やしていくという順番でも楽しめます。まず興味をもつために直感で選んでみるのもおすすめです。
天然石は繊細なので購入する時やその後の注意点
お気に入りの天然石を購入するからには、美しさを長く保ちたいものです。しかし繊細な性質もあり選び方や保管方法に注意点があります。選ぶ時は組み合わせに気を付けましょう。天然石をいくつか身に着けることも可能ですが、複数のものを身につける場合には、石同士がぶつかったりしないよう注意が必要になってきます。石はそれぞれ硬度が異なるものなので、ぶつかり合ってしまえばどちらかを傷つけてしまう可能性があるからです。
モース硬度といって、石の硬さに数値がつけられています。数値の大きさと硬さは比例していて、硬い石と柔らかい石が擦れると柔らかい方が傷つく可能性があるため組み合わせに配慮して購入する必要があります。複数のものを身につける際には、同じ種類にすると傷つけにくいです。
そして収納方法にも気を付けなくてはいけません。柔らかい布で包むかジュエリー用のケースで保管しましょう。ブレスレットやネックレスは、スエード調の柔らかい生地で出来たポシェットなどに入れておくと傷つきにくいです。ポシェットは商品を購入した際ついている場合や、別売りされている場合があります。
水に弱い石は除きますが、もし汚れた場合は水やぬるま湯で優しく振り洗い、柔らかい布やめがね拭きの布で水分をぬぐいます。このように天然石は購入する時の組み合わせに気を付ける、購入後もこまめに手入れすることで、長く美しい状態を保ちやすくなります。
