シトリン・レモン水晶、ラビットヘアー水晶について

シトリン・レモン水晶

【天然シトリン】
天然ではっきりとした黄色の水晶というのは珍しく、ほとんどが茶色を帯びたような薄黄色です。カテドラルなど大きな結晶の場合が多いです。

【加熱シトリン】
アメシストを人工的に過熱したシトリンで、濃い目の黄色~山吹色です。色むらが顕著であったり、加熱によるヒビが入っていることが多く見られます。

【合成シトリン(合成イエロークォーツ)】
工場で結晶させた水晶です。合成水晶は工業用に作られるのが殆どで、あまり出回りません。アメシストを加熱した方が安価で綺麗なシトリンが作れるというのも出回らない理由の一つです。

【レモン水晶】
無色透明の水晶に放射線(γ線)を当てて真っ黒にし、そのあとに加熱することで、黄色にしています。緑掛かった黄色と、ファントムが濃くでていることが特徴です。

【加熱は天然石で放射線は処理石】
宝石鑑別協会の基準として、石に施される「改良(エンハンスメント)」は天然と認め「改変(トリートメント)」は処理石として天然とは認めない。というものがあります。
「宝石」の見解ですので、すべての石業界で言えるわけではありません。鉱物学では、人の手が加えられた時点で天然とは認めません。 宝石学では「石の本質を生かしてより綺麗に見せる」ことは認められます。 しかし、「石の本質を無視して無理やり見た目を変える」ことは天然と認めません。 改良とは、加熱で色味を整えること、ターコイズなど脆い石に樹脂をコーティングすることなどです。 改変とは、放射線処理や色をつけた樹脂をコーティングすること、染めることなどで、永久性がなく、短時間で戻ってしまうような処理が多いです。

加熱や放射線処理は、見た感じでわかるものも多いですが科学的根拠は残らず、宝石鑑別に出しても判別はできません。 天然、改良、改変、合成・・・どこまでを許すかは、最終的に個人の考えによると思います。ただ、売る側としてお客様に安心して買ってもらえるように、できる限り表示はするべきでしょう。

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ラビットヘアーについて

繊細な結晶が密集して入っている水晶です。
ふわふわとした感じと、欧米でウサギはお守りの要素が強いことから、この名前が付けられたのでしょう。 イギリスやアイルランドではウサギのしっぽやウサギの手がお守りとして古くから愛用されています。
アメリカでもウサギの手のマスコットがお守りとして人気があり、映画「アルジャーノンに花束を」でも主人公がこのお守りを持っています。 ウサギは敵から身を守る能力に優れているので、ウサギのお守りを持てば悪いものから身を守れ、幸運が訪れるという古くからの言い伝えからお守りとして定着しました。 また、ウサギは多産なため、子宝に恵まれるお守りとも言われています。

ラビットヘアーと呼ばれる水晶は、中に入っている結晶に決まりは無く、ルチル以外でもフワフワならラビットヘアーと呼ばれます。だいたいはアクチノライトの一種の赤い角閃石の場合がほとんどで、結晶が目に見えないほど微細なサイズで密に含まれるために赤く見えます。 アクチノライトは、繊細な見た目とは反して熱や火にとても強く、「燃えない繊維」とも言われます。その特徴も身を守るお守りと言われる一因かも知れません。

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