ブラジル買付日誌 No,4 ~水晶採掘現場~

ミナスジェライス州水晶の採掘現場です。(撮影:トマスゴンサガ・ジアマンチーナ)

トマスゴンサガ、ジアマンチーナとミナスジェライス州の中心ともいえる水晶の採掘現場、ブラジルのこの地域ならではの乾ききった大地で採掘が行われており、辺りを見回すと採掘された跡が無数に残っています。
奥には3mはある木々が延々と広がり、一見するとサバンナのような景色です。
ちなみに、この時の気温は35℃以上、この環境での作業は過酷を極めます。

少し土を掃うだけで写真のような水晶の部分が露出してきます。
まずは、辺りを見渡しクラスター状や、透明度の高い水晶を探します。発見したら形を崩さないように採掘していきますが、現場で使われていたのはシャベルやツルハシ程度で、ここから綺麗な形で掘り出すのは難しい作業になります。

5mくらいあるのではないかと思われる縦穴。
近寄ると足場が崩れて滑り落ちそうなので、手を伸ばしてなんとか撮影しました。
この上に井戸で使われているような木製の滑車がありますが、凄く簡単なものなので、まさに命懸けの作業です。

掘り出した直後、まだ土の付いた状態の水晶です。
ここからひとつひとつ、まずは丁寧に土を洗い流して綺麗にしていきます。

このような石英の残骸の山があたり一面に存在します。
現場を歩いていると、ミナスの山道同様に水晶はゴロゴロと落ちています。
とはいえ、質が良いものではないので商品にはなりません。
実際に採掘をしている現場に立ち会いましたが、自分たちが商品として提供できる品質のものは全体の1割も無く、透明で美しい綺麗な水晶というのは非常に稀です。
市場に出廻るような綺麗な結晶が出るのは、実は奇跡的なことなのだと実感します
また、ミナスは3月頃に雨季となり、とてつもないくらいの大雨が降ることもあるので、採掘は行われません。雨季が過ぎても、坑道が水没してしまい採掘できなくなってしまうこともあります。

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ブラジル買付日誌 No,5 ~水晶研磨工場の様子~

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